変革の推進者へ贈る勇気の言葉 【自分と周囲を変えるためのヒトコト】|SHIFT Group 技術ブログ

こんにちは、株式会社SHIFT アジャイル&ふりかえりエバンジェリストこと、森(びば)です。 本記事は「自分と周囲を変えるのためのヒトコト」という連載記事になります。

私が社内のリーダー層や現場層など、さまざまな層に向けて毎日少しずつ発信している内容を、1週間分をまとめてみなさんに向けてお届けします。 1週間分の内容でも2-3分で読める分量となっています。みなさんの組織変革にお役立ていただければ幸いです。

初回は 「変革の推進者へ贈る勇気の言葉」 として、組織変革の中心を担う推進者の方に向けた、そして周囲を巻き込むための背中を支えられるような内容を5つまとめてお送りします。

1. 一人目で踊る人はたくさんいるけど、二人目も大事にしよう


世の中で、そして社内で一人で踊りはじめる人はたくさんいる。

勉強会をはじめたり、発信をしてみたり、仕事のなかで新しいことをはじめてみたり。でも、そういった人たちのほとんどは、誰か仲間がほしくて、知ってほしくて、周囲に発信をしている。一人で踊りつづけるには体力と気力がいる。誰かの反応がないと、踊りつづけられない人もいっぱいいます。過去に踊っていたけど、止まってしまった人も、辞めてしまった人もいるでしょう。

周囲で一緒に踊ってくれる人がいると、一人で踊っていた人はもっと嬉しくなって、そして周囲で見ていた人は踊りに参加したくなって、その輪はどんどん広がっていく

一人で踊りつづけて疲れてしまい、踊るのをやめてしまったあなた。私も踊りはじめました。一緒にまた踊りませんか? 私もあなたと一緒に楽しく踊ります。

2. 何をどういうポリシーでやっているかは透明性を高くしよう


リーダーやマネージャなど、施策を打つクラスの人だと、どんな考えをもって、どんなことをやっているのか、というのが見えないと、周囲が不安に思ってしまうこともあります。

私もここ7-8年くらいはずっと、自分がどんな考えでどんなことをやっているのか、というのは周囲に伝えつづけようと努力しています。同じ内容でも、想いを何度も何度も伝えつづけることで、「びばさんならこう考えますよね」「びばさん、相談があるんですけど、びばさん的には〇〇ですよね?私は××なんですが…」というふうに、私が何を考えるか、どう反応するかもわかって相談にしにきてくれるようになりました。

それと同じくらい、他の人からも、どういう想いで仕事をしているのか、掲げるミッションは何なのか、というのも聞いて、互いがhappyになる道を模索していきたいと思うのです。是非あなたの想いも聞かせてください。

私が何をやっているかは(社員の方は)分報にすべて載っていて見れるようになっています。興味があったら覗いてみてね。

3. ひとりひとりの「やりたい」「やってみたい」を応援しよう


普段仕事をしていて、色々な「やりたい」に出会うと思います。

  • 「やりたいけど自分で全部考える時間がなかなか取れない」

  • 「計画を立てて承認してもらって、というのを考えるとめんどくささが勝ってしまう」

  • 「やってみたいんだけど仲間がいないので一人でやり切れるかが不安」

そんな想いをもつ人もいます。私もそうでした。社内で、そして社外でも、「やりたい」「やってみたい」という声が上がれば、社内の申請フローのめんどくささも、一人では足りない勇気も、誰かと一緒に乗り越えていくことができます。私もそんな人たちの背中を押し、支えていきたいと思っています。

声が上がっていないものまですべて拾い上げるのは難しいです。「やってみたいんだけどなーどうしよっかなー」くらいの軽いつぶやきでいいので、声をあげるところからはじめてみましょう。私も声をあげてみます。

「喜び溢れる職場を日本全体に広げたいなー!ふりかえりをあたりまえの世の中にしたいなー!」

4. 信頼で人との協調をはぐくもう


誰かと仕事をしたり、もしくは誰かに任せた結果、うまくいかないということもたくさんあると思います。そういった経験を土台にして、はじめから「任せてもダメかもしれない」「どうせうまくいかない」「信頼できない」と考えて動くと、相手にもそれは伝わってしまうと考えています。

相手と想いを双方に伝えあい、相手をまず信頼し、一緒にやってみる。相手に信頼が伝われば、相手もそれを受け取って行動する。行動できなかったら、相手が悪いのではなく、伝え方だったり、環境だったり、他の要因がうまくいっていないのかもしれない。性善説やY理論で、根気強く信頼の橋を築いていくことで、自律的かつ相互補完的な協調関係ができる、と信じています。

5. 感謝は言葉で伝えよう


チャットツールやSNSなどで、何かやってもらって嬉しかった、助かったということは日常的に起こります。

  • 情報連携してくれた

  • リマインドしてくれた

  • カレンダーを調整してくれた

便利なスタンプで反応するだけでも、「ありがとう」を伝えたのと同じ意味はあるかもしれないけれど、私はそういうときも、言葉でも感謝を伝えたいなと思っています。

ここまで私の記事を見てくれて、ありがとうございます。


執筆者プロフィール:森 一樹(びば)
株式会社SHIFT アジャイル推進部 ふりかえり&アジャイルエバンジェリスト。ふりかえり・チームビルディング・ファシリテーションを軸に、よい組織・事業を作るために活動するチームファシリテーター。特に、個人・チーム・組織の成長と密接に結びつき成長をより加速させていくための活動、自身の活動を見つめ直し次の活力へと繋げていく活動である「ふりかえり」に着目し、「ふりかえりエバンジェリスト」としてその重要性や具体的な実践手法を提言している。

エンジニアの集まる組織を中心に、チームビルディング・ふりかえりの組織導入・個別相談・ワークショップ・研修、アジャイルコーチの他、アジャイルな組織作りやプロダクト開発に関する支援も行っている。

著書『アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット』(翔泳社)をはじめとした執筆活動、ふりかえりに関する各種実践会・カンファレンスの主催・企画の他、ふりかえりVTuberとしても活動している。

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