
Appleは2021年に、iPhoneをユーザーが自分の手で修理できるようにする「セルフサービス修理プログラム」を発表。その後、2022年4月にサービスをスタートし、新モデル向けの修理マニュアルを公開したり、修理部品を販売したりしています。Appleは2025年9月に発売されたばかりのiPhone 17シリーズおよびiPhone Airの修理マニュアルも公開しました。
iPhone Air Repair Manual – Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/123052
iPhone Airの修理マニュアルが以下。公開されたのは2025年9月19日、つまりはiPhone Airの発売日です。日本語のAppleサポートページにも修理マニュアルがありますが、記事作成時点では未翻訳の英語のマニュアルしか存在しません。
修理マニュアルの項目は以下の通り。
◆安全性
・バッテリーの安全性
・割れたガラスの安全性
◆トラブルシューティング
・クイックチェック
・セルフサービス修理のためのApple診断
・バッテリー、充電、電源
‐バッテリーの問題
‐電力問題
‐有線充電の問題
‐ワイヤレス充電の問題
‐予期しないフリーズ、再起動、シャットダウンの問題
・カメラ
‐カメラまたはLiDARの問題
‐フロントカメラまたはFace IDの問題
・画面
‐周辺光センサー、近接センサー、コンパスの問題
‐表示と画像の問題
‐マルチタッチまたは触覚タッチの問題
・機械
‐警告メッセージ
‐周辺光センサー、近接センサーコンパスの問題
‐ボタンまたはスイッチの問題
‐ホームボタンまたはTouch IDの問題
‐SIMカードの問題
‐Taptic Engineまたは触覚フィードバックの問題
・音
‐スピーカー、着信音、マイクの問題
◆ビュー、パーツ、ツール
・内部図、注文可能な部品、分解図
・ネジ
・ツール
◆手順
・最初のステップ
・修理ビデオ
・SIMトレイ
・加熱ディスプレイ取り外し器具操作マニュアル
・背面ガラス
・カメラ
・トップスピーカー
・フロントカメラ
・ロジックボード
・バッテリー
・Taptic Engine
・補助マイク
・メインマイク
・画面
・エンクロージャー
・USB-Cコネクター
修理マニュアルのうち、従来のiPhoneと内容が重複する部分は既存のマニュアルにリンクされています。例えばiPhone Airの修理マニュアルの場合、トラブルシューティングの項目はすべて既存のマニュアルにリンクされていました。
ただし、実際の修理手順の項目やツールの項目は、iPhone Air向けに新しく作成されたものです。例えば、バッテリーを交換する手順のページでは、バッテリーを筐体から取り外すための詳細な手順が記されています。筐体に取り付けられたバッテリーを取り外す際には、バッテリーについている黒いコネクタ(赤色クリップがつながっている部分)とアースネジ(黒色クリップがつながっている部分)を9V電池クリップでつなぎ、1分30秒ほど電気を流すことで接着剤がはがれることが、写真付きで解説されています。なお、製品の使用期間が長くなると、接着剤の除去にかかる時間が長くなるとのことです。
iPhone Airと同時に発売されたiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxの修理マニュアルも公開されています。
iPhone 17 Repair Manual – Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/123029
iPhone 17 Pro Repair Manual – Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/124262
iPhone 17 Pro Max Repair Manual – Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/124278
なお、iPhone AirはAmazon.co.jpでも販売されており、256GBモデルが税込15万9800円、512GBモデルが税込19万4800円、1TBモデルが税込22万9800円です。
この他、2025年の新モデルであるiPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro MaxもAmazon.co.jpで販売中です。
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