8月の有効求人倍率は1.20倍、前月より0.02ポイント低下 | HRog | 人材業界の一歩先を照らすメディア

厚生労働省が10月3日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2025年8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍で、前月より0.02ポイント低下した。

8月の新規求人(原数値)は前年同月と比べて6.2%減少した。産業別で見ると、生活関連サービス業・娯楽業(16.1%減)、卸売業・小売業(12.7%減)、宿泊業・飲食サービス業(10.7%減)などをはじめとした全ての産業で減少となった。物価高や省力化投資などを背景に、求人を控える動きがあったとみられる。また卸売業・小売業は、前年の同時期に求人数が伸びた反動があった。

都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、最も高いのが福井県で1.86倍、最も低いのが神奈川県と大阪府で1.01倍となった。

また、総務省が発表した8月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月より0.3ポイント上昇した。

【参考URL】一般職業紹介状況(令和7年8月分)について


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