

株式会社マイナビは2025年9月18日、「派遣社員の意識・就労実態調査(2025年度)」を発表した。
調査結果は以下の通り。
派遣社員として働くことに69.3%が満足
派遣社員として働いていることに対する満足度を尋ねたところ、「満足」と回答した人が24.4%、「やや満足」と回答した人が44.9%だった。合計69.3%の人が派遣社員という働き方に満足していることが分かった。
満足している理由は「有給休暇や休日を取得しやすい」(33.0%)が最多で、次いで「業務の責任が重くないから」(24.5%)が続いた。
正社員を希望する割合が前年比3.3ポイント増加
今後希望する働き方について、「派遣社員」として働くことを希望する割合は42.9%で前年から5.3ポイント減少した。一方で、「正社員」を希望する割合は29.9%と前年から3.3ポイント増加している。
なお、正社員を希望する理由は「賞与(ボーナス)が欲しいから」が69.9%で最多であった。
AI進化による仕事減少への不安は約3人に1人
AIの進化により仕事が減少することに不安を感じている派遣社員は35.3%であった。「不安はない」と回答した人の割合を上回っている。
特に「テレオペ・テレマーケティング」(42.6%)や「オフィスワーク・事務」(42.0%)などの定型業務中心の職種で不安感が高い結果となった。
また、AIによる仕事減少への不安を感じている派遣社員のうち、リスキリングを実施しているのは19.8%に留まることがわかった。


詳細結果はコチラ


派遣社員の働き方に対する満足度は高い一方で、正社員を望む声も高まっていることが分かりました。
またAI技術の進展により一部の職種では不安が高まっているようです。しかし具体的な行動に移せている人は一部のため、リスキリング支援の充実なども今後重要になりそうですね!
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:派遣社員として勤務する20~59歳の男女
有効回答数:1,400名
調査実施期間:2025年7月8日~2025年7月16日
調査機関:株式会社マイナビ
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