こんにちは。バックエンドエンジニアの齋藤です。
今回は、9月25日(木)に開催したオンラインイベント「すぐに試せる!AI活用リアルLT」の様子をレポートします。
2025年上期は「asken AI Native Dev Day」として、毎週木曜日をAI活用デーに設定し、全エンジニアが日々の業務にAIを積極的に活用しました。
本イベントでは、その「asken AI Native Dev Day」での実践事例をテーマに、現場でのAI活用に関するLTを4本お届けしました。

モバイルのヘルシー実装プラン(冨田さん)
概要
モバイルアプリ開発における設計や実装のムダを減らすために取り組んだ、工夫や学びを振り返る内容の発表でした。
これまでOSごとに行っていた詳細設計・テスト設計を、AIを活用してOS共通で行うようにしたとのことです。
感想
同じチームのバックエンドエンジニアの私からみても、このようなプロセスになってからOSごとの仕様差分が出づらくなり、開発スピードも早くなったように感じます。
また、冨田さんはAI活用の実例を積極的にチームに展開してくれていて、そのおかげで自分のプロンプトを改善できた点がいくつもあります。今回の”Tips”もとてもよさそうなので、取り入れたいです。
入社したらAIツール完備だった件(平さん)
概要
入社してからの約5ヶ月間、実際にAIツールを使って開発に挑戦した経験と学びを振り返る内容の発表でした。
詳しい内容は、こちらのテックブログをぜひご覧ください!
感想
AIを用いて開発する中での課題は、多くの人が共感できる内容だったのではないでしょうか。私もずっと「わかる…」と思いながら聴いていました。課題解決のための学びがしっかり言語化されていて、すばらしいです。
MCPを自作して社内ノウハウに自在にアクセスしよう(入江さん)
概要
社内Tracシステム(仕様に関する情報が多く蓄積されている)のチケットにアクセスするMCPサーバーを自作してみた、という内容の発表でした。
こちらも詳しい内容は、過去のテックブログをぜひご覧ください!
感想
入江さんがMCPを作成してから、「MCPよくわからなかったけど使ってみた」「真似して作ってみた」という声が社内でよく聞かれるようになりました(自分も入江さんのおかげで使ってみた1人です)。布教活動の効果が出ています!しかもTracの膨大な量の文章を読むのは、社内の多くの人が大変だと感じていたと思うので、非常に実用的です。
実践 仕様書駆動開発のススメ(鈴木さん)
概要
実際の開発現場で「仕様書駆動開発(SDD)」をどのように実践しているか、その工夫や学びを振り返る内容でした。
AIを活用して要件整理から設計・実装・レビューまでをスムーズに進める取り組みが紹介され、開発効率を高めながら品質も担保するための具体的な方法が共有されました。
感想
仕様書駆動開発の具体的な手順が紹介されていて、非常に勉強になりました。特に、ステップごとに最適なAIツールを使い分けている点が印象的で、日頃からさまざまなAI活用を探求している鈴木さんならではだと感じました。このフローはぜひ真似してみたいです。
インフラチームのDesign Docについては、過去のテックブログもぜひご覧ください!
どの発表も充実した内容で、勉強になりました。この後、午後には社内限定で他のメンバーによるLTも行われ、上期に試行錯誤してきた成果や学びをエンジニア全体で共有できる、充実した一日になりました。
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