Googleは10月15日、家族や友人を通じてアカウントを復元できる「Recovery Contacts(アカウント復元用の連絡先)」機能を順次提供を開始した。
この機能は、信頼できる家族や友人などを事前に登録しておくと、自分のアカウントにアクセスできなくなったとき、信頼できる人を通じて復元を行なえるというもの。スマートフォンを紛失した場合など、自分だけでアカウントの復元ができなくなってしまった際に役立つ新たな復元オプションとなる。
具体的には、ユーザーがログインに失敗すると、事前に登録しておいた復元用連絡先の一覧が表示される。助けてもらう連絡先を選ぶと、ユーザーには認証コード、復元用連絡先には3種類のコードがそれぞれ提示される。15分以内に3種類の中から認証コードと同じものを選んでもらうことで、復元が完了する。
同社では、復元用連絡先が自身のアカウントや個人情報にアクセスすることはできないものの、信頼できる人物を選ぶよう推奨している。

コメント