誰でも無料で使えるようになった「Wave Link 3.0」。音声を自在にミックス、VSTにも対応 – PC Watch

Wave Link 3.0

 Elgatoは、オーディオルーティングソフト「Wave Link 3.0」をパブリックベータ版として公開した。従来バージョンがElgato製マイクなどを所有していないと使えなかったのに対し、本バージョンからは誰でも無料で利用できるようになっている。

 Wave Link 3.0は、高度なオーディオルーティングが可能なWindows/macOS向けソフト。メジャーバージョンアップにあわせて、ネイティブフレームワークによる再構築を実施しており、動作の高速化や操作性の向上を図っている。

 また、新たにルーティングテーブル機能を搭載。左側に音声入力、右側に各音声出力ミックスが並ぶレイアウトとなっており、分かりやすいインターフェイスで音声がどのように流れるか設定できるようになった。音声出力ミックスは最大5つ設定でき、録画用、ボイスチャット用、2PC配信用など、用途にあわせて使い分けられる。

ソフトウェアを再構築

ルーティングテーブル

 音声入出力機能も強化しており、複数のElgato製マイクを同時に扱えるようになったほか、キャプチャボードなどを含む最大4つのハードウェア入力と8つのソフトウェアチャンネルを追加可能。各ソフトウェアチャンネルには複数のアプリを割り当てられる仕様となっており、入力数は実質的に無制限になっているという。

 さらに、WindowsではVST3、macOSではAudio Unitによるエフェクトプラグインに対応。入力ごとに個別に適用でき、細かなコントロールが行なえる。Elgato Marketplaceで配布されているものに加え、既存のプラグインもサポートしている。

入出力機能も強化

エフェクタも適用可能

VSTプラグインにも対応。Elgato製のものも用意される




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