macOS 26 Tahoe
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AppleがmacOS 26.1 TahoeやiOS/iPadOS 26.1でSafariやシステムライブラリなどに対する小規模なセキュリティリリースをソフトウェアアップデートとは別に配布するためにバックグラウンドセキュリティ改善を導入したと発表しています。詳細は以下から。
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Appleは現地時間2025年11月04日、MacやiPhone/iPadに対し50~100件以上の脆弱性を修正した「macOS 26.1 Tahoe」や「iOS/iPaOS 26.1」をリリースしましたが、同バージョンでは将来のセキュリティアップデートに関して重要な「バックグラウンドセキュリティ改善」が導入されています。
macOS 26.1 Tahoe (25B78)
Appleは2018年にリリースしたmacOS 10.14 Mojaveから、緊急を要するマルウェアに対応するためXProtectやGatekeeperなどのデータを月例セキュリティアップデートとは別に、バックグラウンドでロールアウトする「システム&セキュリティ・アップデート (現在のバックグラウンドアップデート)」機能を実装し、ユーザーは気づかないうちに悪意のある攻撃者から守られていますが、
システム&セキュリティ・アップデート
macOS 26.1 Tahoe、iOS 26.1、iPadOS 26.1以降では、将来のリリースに対し、通常のセキュリティアップデートとは別に小規模なセキュリティリリースを配信するために「バックグラウンドセキュリティ改善 (Background Security Improvements)」がバックグラウンドアップデートの1つとして導入されたようです。
バックグラウンドセキュリティ改善
AppleデバイスにはmacOS 13 VenturaとiOS/iPadOS 16から、WebKitや緊急性の高い脆弱性に関するパッチをバックグラウンドで提供する「緊急セキュリティ対応 (Rapid Security Responses)」がシステムアップデートとして導入されましたが、

緊急セキュリティ対応
重要なセキュリティアップデートがこれまで以上に早くあなたのデバイスに届きます。セキュリティアップデートは、通常のソフトウェアアップデートとは異なります。通常のアップデートの合間に届いて、自動で適用され、再起動の必要はありません。macOS Venturaで利用できる新機能。 – Apple
macOS 26.1 TahoeやiOS/iPadOS 26.1のバックグラウンドセキュリティ改善では、この緊急セキュリティ対応がより拡張され、SafariやWebKitフレームワークのスタック、システムライブラリなどのコンポーネントに対しても通常のセキュリティアップデートとは別に小規模なセキュリティリリースが配信&自動インストールされるそうです。

バックグラウンドセキュリティ改善は、Safariブラウザ、WebKitフレームワークのスタック、その他のシステムライブラリなどのコンポーネントに対して小規模なセキュリティリリースを配信し、通常のソフトウェアアップデートとは別に、これらのシステムライブラリを軽量で継続的なセキュリティパッチで保護します。[…]バックグラウンドセキュリティ改善は、iOS 26.1、iPadOS 26.1、macOS 26.1以降の将来のリリースでサポートされ、有効になります。
iOS、iPadOS、macOSのバックグラウンドセキュリティ改善について – Apple Support
バックグラウンドセキュリティ改善はmacOS 26.1, iOS/iPadOS 26.1以降のシステムで必要がある時に適用され、配信された場合はApple Security ReleasesでCVEの詳細と共に公開される予定で、この機能はmacOS 26.1では、設定アプリの[プライバシーとセキュリティ] → [バックグラウンドセキュリティの改善]で自動インストールをONに、

iOS/iPadOS 26.1では、設定アプリの[プライバシーとセキュリティ]で、同じくバックグラウンドセキュリティ改善がONになっていると、セキュリティパッチを受け取ることができるようになっており、各OSのアップデート後にはデフォルトでONとなっているはずなので、気になる方はチェックしてみてください。
iOS 26.1のバックグラウンドセキュリティ改善
*日本語ページは更新前です。
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