ChatGPTのプロジェクト機能が無料ユーザーにも開放 – PC Watch

スマホ版のイメージ

 OpenAIは、ChatGPTで有料ユーザー向けに提供していた「プロジェクト」機能を無料ユーザーに開放した。また、複数の機能追加を行なった。

 ChatGPTでは複数のチャットやアップロードしたファイルを、プロジェクト機能によって一元管理することが可能だ。1つのプロジェクト内でいくつかのチャットに会話を分散させた場合でも、そのすべてを参照してプロジェクト全体として文脈を維持したまま会話や作業を継続できる。

 また、プロジェクト毎にアップロード可能なファイル数が増加し、無料ユーザーは5ファイル、Plusプランユーザーは25ファイル、Pro/Business/Enterpriseプランユーザーは40ファイルまでアップロードできるようになった。

 プロジェクト外のチャットとのアクセスを制御する「メモリ」機能も追加された。デフォルトでは、プロジェクト内のチャットでプロジェクト外のチャットの履歴を参照可能で、プロジェクト外からもプロジェクト内を参照できる。今回追加された機能により、プロジェクトが自身の履歴のみを参照し、またほかのチャットでは当該プロジェクトを参照できないように切り替えられる。なお、この設定はプロジェクト作成後は切り替えることができないため注意が必要だ。

Webアプリ版の「メモリ」設定切替画面

 加えて、プロジェクト毎にアイコンの形状および色を変更できるようになり、一目で見分けられるようになった。スマホ版では30種類のアイコンと色を自由に組み合わせられ、ブラウザ版ではプリセットの5種類から選択可能。

 今回の変更はWeb版とAndroid版には既に適用されており、iOSには近日中に適用されるという。




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