CI/CD Test Night #8を開催しました! – DeNA Testing Blog

こんにちは、SWETのCI/CDチームに所属している川口(@yamoyamoto)です。
2025/10/23(木)に弊社オフィス(渋谷スクランブルスクエア)とオンラインのハイブリッドで CI/CD Test Night #8 を開催しました。

本記事では、当日の模様と各発表の資料をご紹介します。

当日の模様はPosfieにまとめています:

https://posfie.com/@yamoyamoto/p/snLSvXm

YouTubeにて当日のアーカイブ動画を公開しています。
www.youtube.com

@srz_zumix「gh-extension と aqua で作る GitHub Actions アクション」

最初の発表は、@srz_zumixさんの「gh-extensionとaquaで作るGitHub Actionsアクション」でした。

www.docswell.com

gh-extensionとaquaを活用した srz-zumix/labeler-action の紹介をしていただきました。
当初はlabeler-actionではaquaを利用する予定は無かったとのことですが、gh-extensionのインストールパスが指定できず、グローバルにインストールされてしまうため、常駐型のSelf-hosted runnerでは困るという問題がありました。これをaquaを利用することで解決しつつ、よりメンテナブルかつセキュアなCI構成を実現した事例を紹介いただきました。

私は今までgh-extensionを利用したことが無かったのですが、ローカルで簡単に利用できるなどの利点や、aquaでGitHub Attestationsに簡単に対応できることを知り、とても勉強になりました!

@ponkio_o「大規模 Terraform リポジトリで頑張る Continuous Version Update」

続いての発表は、@ponkio_oさんの「大規模Terraformリポジトリで頑張るContinuous Version Update」でした。

speakerdeck.com

CODEOWNER運用している大規模なTerraformモノレポ環境にて、Terraform / Terraform Providerを継続的にバージョンアップするためのパターンを紹介していただきました。

CODEOWNER運用している場合、CODEOWNERにGitHub Appを設定できないという制約があります。そのため renovate-approve-bot をセルフホストする必要があったり、ドリフトが発生したらIssueを自動で作成して担当者をアサインする仕組みを作って、ドリフト解消を効率化するなどのさまざまなテクニックを紹介いただきました。

ponkio_oさんとは以前、一緒にお仕事をしたことがあり、その際もいろいろ学ばせてもらっていましたが、今も変わらず活躍されていてすごいな〜と思いました!

@yamoyamoto「DeNA 全社向けに Beta 提供開始した macOS GitHub Actions セルフホストランナー」

続いての発表は、私 @yamoyamoto から「DeNA全社向けにBeta提供開始したmacOS GitHub Actionsセルフホストランナー」でした。

speakerdeck.com

全社向けにmacOS Self-hosted RunnerをBeta提供するうえでのシステム設計・運用について紹介しました。要件よりmacOS VMを採用しました。macOS VMのイメージ作成自動化や、毎回新しいVMでGitHub Actionsのジョブを実行するための仕組み、また運用している中で得た知見について紹介しました。

macOS Self-hosted Runnerはまだ課題が山積みなので、今後も改善を続けていきたいと思います。

@mad_p「macOS ランナーに VNC できるまで」

最後の発表は、@mad_pさんの「macOSランナーにVNCできるまで」でした。

www.docswell.com

macOS Self-hosted runner上でのGUIデバッグ(署名時のKeychainダイアログ等)のために、安全にVNCを通すまでの道のりについて紹介いただきました。
DeNAで利用している踏み台サーバーのupterm経由ではポートフォワーディングが使えないという制約から、標準入出力でバイト透過に転送するトンネル「trans」を自作し、stty・16進ダンプやWiresharkで検証し、次々と問題が解決されていく様子を紹介頂きました。

エラーで動かない → 原因を突き止める → 解消する、というステップで謎が解けていく臨場感があり、とても楽しく聞くことができました!

ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!皆様のおかげでとても身のある楽しいイベントを開催できました。

引き続きCI/CD Test Nightをよろしくお願いします。




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