Googleが動画生成AI「Veo 3.1」をリリース、1分以上の動画生成に対応&音声品質の向上など – GIGAZINE


現地時間の2025年10月15日、Googleが動画生成AIの「Veo 3.1」を発表しました。Veo 3.1はVeo 3をベースに開発された最先端動画生成AIで、画像から動画への変換時におけるプロンプトへの追従性が向上し、オーディオビジュアル品質も向上しています。

Bringing new Veo 3.1 updates into Flow to edit AI video
https://blog.google/technology/ai/veo-updates-flow/

Veo 3.1 – Designed to empower creatives – YouTube


Veo 3.1は既存の機能にオーディオ機能を追加し、完璧なシーン作りをサポートした動画生成AIとなっています。このオーディオ機能は実験段階にあるため、ユーザーからのフィードバックに基づいて改良を重ねていくことになるとのこと。

Veo 3.1を開発するGoogle DeepMindのデミス・ハサビスCEOは、「Veo 3は、最先端の動画生成モデルです。Veo 3.1は、リアリティの向上、より豊かなオーディオ、シーン拡張、より優れたナレーションコントロール、より高精度な編集機能など、大幅なアップグレードを実現しました」と説明しています。


Veo 3.1の特徴は以下の通り。

「Ingredients to Video」を使えば、複数の参考画像を使ってキャラクター、オブジェクト、スタイルを調整することが可能。Veoを搭載したAI映画生成ツールのFlowの場合、ユーザーが入力した素材をベースに、思い描いた通りのシーンを作成することができます。

Veo 3.1 – Ingredients to video – YouTube


「Frames to Video」では開始画像と終了画像を指定することで、Flowがその2つのシーンをつなぐシームレスな動画を生成してくれます。

Veo 3.1 – Frames to video – YouTube


「Extend」機能を使用すると、元の動画のアクションにつなげて続きを生成可能。生成できる動画の長さは1分以上です。各動画は前の動画の最後の1秒に基づいて生成されるため、より長いエスタブリッシング・ショットを作成するのに最適です。

Veo 3.1 – Create longer, seamless shots – YouTube


「Insert」を使えば、リアルなディテールから幻想的な生き物まで、想像できるあらゆる要素を追加できます。Flowは影やシーンのライティングといった複雑なディテールも自動的に処理し、自然な仕上がりを実現することが可能です。

さらに、シーンから不要なものを削除しても、Flowが背景と周囲を再構築し、まるでそのオブジェクトが存在しなかったかのように見せることができます。

Veo 3.1 – Add and remove objects to your scene – YouTube

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