こんにちは、新卒フロントエンドエンジニアのmehm8128(めふも)です。
10/23(木)に、弊社東京オフィスにてNihonbashi.js #10を開催したのでその開催レポートです。
Nihonbashi.jsとは
Nihonbashi.jsとは、JavaScriptが好きな人たちが日本橋周辺で集まる勉強会です。
日本橋周辺の会社が共同で主催し、最近数回はサイボウズの東京オフィスで開催しています。
今回は約20名の方々に参加していただきました!

本レポートでは、LTや懇親会の様子を紹介します。
intro
弊社Sajiさんから、Nihonbashi.jsについての説明や会場についての注意事項、サイボウズのフロントエンドについての紹介がありました。

LT
7名によるLTが行われました。
各LTのスライドはconnpassのページからご覧ください。
「ChromeDevTools(MCP) を活用したフロントエンド開発」by くらっちさん(会場提供枠)

Chrome DevTools MCPを活用してChromeの操作する方法についてのLTでした。
フォームへの入力や複数タブでの実行ができることから、QAへの活用が提案されていました。
「大モジュラーモノリスのテスト戦略」by Shinyaigeekさん

Ubieにおけるモジュラーモノリスの選定理由・モジュラーモノリスであることによる自動テスト実行における課題についてのLTでした。
差分から実行されるべき自動テストを計算し、実行時間を短縮する手法が紹介されました。
「JSConf JP の website を Gatsby から Next.js に移行した話 – Next.js の多言語静的サイトと課題」by れこさん

JSConf JPのWebサイトを、レガシー化していたGatsbyからNext.jsに移行した話のLTでした。
トークごとのOGP生成や多言語対応について紹介されていました。
「フロントエンドカンファレンスの Web サイトをどう作るか」by ken7253さん

フロントエンドカンファレンス東京のWebサイトを作ったときの工夫についてのLTでした。
お金をかけない方法やパフォーマンスチューニング、技術選定などについて紹介されていました。
「React Native in 2025」by Naturalclarさん

React Nativeが今年で10周年になったことを受け、React Nativeの利点や課題についてのLTでした。
特にパフォーマンスの問題について、最近数年で改善された新しいアーキテクチャ・機能が紹介されていました。
「pnpm に provenance のダウングレードを検出する PR を出してみた」by まっつーさん

npmのサプライチェーン攻撃を受けて、リリースが作られたときの情報を検証可能なProvenanceのダウングレードを検出するPRを出した話のLTでした。
アカウントを乗っ取られてProvenanceがダウングレードしたときに、人の目ではなくて自動で検出できるようにしたとのことです。
「knip はいいぞ」by kondo_scriptさん

不要なコードを削除することができるknipについてのLTでした。
コーディングエージェント時代に、書き散らかしたコードを掃除できることの嬉しさについて紹介されていました。
懇親会
写真を撮り忘れてしまいました😭
登壇者や参加者、運営メンバーなどが混ざり、1時間ほど交流していました。
僕がお話を聞かせてもらっていたところでは、Webの標準で新しく提案・議論されている日付操作APIであるTemporalについて、現在どのような動きになっているかや今後どのように広まっていきそうかなどという議論がされていました。
まとめ
運営メンバーや登壇者含め、ご参加下さった皆様ありがとうございました!
Nihonbashi.jsは来年も開催予定ですので、是非ご参加ください。
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