LattePandaは18日、Intel N150を搭載したシングルボードコンピュータ(SBC)「LattePanda IOTA」を発表した。価格は171.8ドル。
LattePanda IOTAはプロセッサに4コア/4スレッドのIntel N150を採用しながら、「Raspberry Pi 5」とほぼ同じパームサイズを実現したSBC。Raspberry Pi 5と比較して2倍~3倍高速なCPU、10~30倍高速なGPU性能を実現したのが特徴。
初代の「LattePanda V1」と比較すると8倍高い性能を発揮する一方で、フットプリント、マウントホールの位置、インターフェイスに互換性を持たせているため、そのままアップグレードできるとしている。
メモリは8GBまたは16GBのLPDDR5、ストレージは64GBまたは128GBのeMMCを搭載。インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2 3基、HDMI 2.1、eDP出力、Gigabit Ethernet、microSDカードスロット、M.2 2230スロット、UART/I2C/USB 2.0対応のGPIOヘッダー、3.5mm音声入出力を装備する。
さらに、Raspberry Piの「RP2040」をコプロセッサとして搭載し、アプリケーションの用途を広げている。
アドオンボードとして、UPS、PoE、M.2 M-Key拡張カード、LTEモジュールなどを用意。これにより、工場自動化、ポータブルスマート楽器、エッジAI、ロジスティックおよびフリートマネジメント、リモートモニタリング、ポータブル医療機器、フィールド研究キット、モバイルデータロガーといったさまざまなアプリケーションを実現できる。
電源はUSB Type-CによるUSB PD給電(15V)または10~15VのPH2.0 4ピン電源入力。フットプリントは88×70mmとなっている。




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